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参考記事:http://undertale.wikia.com/wiki/Genocide_Route (Undertale Wikiより翻訳・加筆)


この記事は未翻訳の記事になります。
この記事は英語版を参考にベースのみ作成した記事になります。こちらの記事を参考にあなたの力で記事を完成させてください。
ネタバレ注意!
この記事には大きなネタバレ要素が含まれています。もしゲームをクリアしていないのなら、この記事を読むことはお勧めできません。
このまま いまの やりかたを つづけて たら…

おまえは そのうち サイアクな めに あわされるぞ。

スノーフルの森にて、サンズ


Genocide Route(Gルート、虐殺ルート)は、Undertaleの主な三つのルートのうちの一つ。主人公が地底で殺害可能なモンスターを全て殺した場合に起こる。

ゲーム内でモンスターを生かすも殺すも、全てはプレイヤー次第であり、Undertale内では「全て殺害する」(本稿でいうGルート)「全て生存させる」(Pacifist Route/Pルート)「そのどちらにも当てはまらない(中立/ゲームプレイ1周目)」(Neutral Route/Nルート)という3つのルートに分けられる。

Gルートにおいては、モンスターを殺害していく事で地底の世界は過疎が進んでゆき、プレイヤーがモンスターを殺せば殺すほど他のNPCの存在は消えてゆく。またそれに伴って音楽も不気味なもの(一部は専用のもの)に変化してゆき、全体的に非常に重苦しく、ホラーテイストなルートとなっている。このルートでは、他のルートで行けた場所や触れることのできるギミックなど、一部は行けないように、干渉できないようになっている(しかし、ゲームプレイ時間は他のルートと大きく変化することはない)。

このルートは、以前どのルートをクリアしたかに全く関係なく起こり得る。なお、一度でもGルートを完遂してしまえば、たとえ「本当のリセット」をした上でも、それ以降行ったPルート、並びにGルートのエンディングが変化してしまう。

概要[]

主人公が、ニューホームまでの全ての地域(いせきスノーフルの森ウォーターフェルホットランドコアを含む))で全ての敵を殺害し、30000以上のEXPを獲得することにより成立する。

一つのエリアのモンスターを故意にでもエンカウントを発生させ、完全に居なくなるまで殺し尽くして歩き続けると、奇妙にもエンカウントが起こるが、モンスターが存在せず、通常より小さな字で「しかし だれも こなかった。」という一文が書いてあるだけの画面が表示される。この現象自体はNルートの状態でも発生する(いせきの6つの落とし穴と1つのスイッチの部屋のみベジトイドを片方でも消滅させるまで、スノーフルの森の氷のT字路のみ出入りしてサンズを消滅させるまで発生しない)が、いせきから、訪れるエリアで次々にこれを発生させることが条件である。

このメッセージの後、BGMが「mus_toomuch.ogg」というファイル名の、不気味で歪んだものに変化する。この曲は、Your Best Friend (キミの親友)の一部を1/13のスピード[1]で再生したものである。

Nルートでもそうだが、20体以上殺害するとLVが2以上になり、21体以上殺害すると、ステータスの右下隅にKILLS(殺害数)が追加される。いせきの脱出後、ほとんどの道中曲が、P及びNルートより格段に遅く、低ピッチで再生される。

主人公がGルートに求められる条件をたとえ一つでも満たさなかった場合、強制的にNルートとなり音楽も通常に戻る。

条件[]

以下の2つの条件を両方満たしてからメタトンNEOと邂逅する。

1. 全てのエリアでキルカウンターを満了する。 原則として、そのエリアにおけるボスモンスターを倒す前に達成しておく必要がある。

  • 殺害数が進む毎に、ランダムエンカウントの発生率は減少していく。なお、複数のモンスターとエンカウントした際、殺害時には纏めてカウントされる。
  • 達成後、そのエリアでのランダムエンカウントは実質上完全に停止する。
  • モンスターを意図的に逃がすことは可能(オワライチョウレッサードッグだけは別、後述)。ジェリーグライドなど、倒すのが億劫であるなどして避けたいモンスターは無理に倒さなくてもよい。
  • キルカウンターはそれぞれのエリアで決まっている。ランダムエンカウントの敵を示しておく。
    • いせきトリエルを倒すまでに20体。
      • 最初のフロギーはキルカウント数に含まれない。
    • スノーフルの森パピルスを倒すまでに16体。
      • ワンボー、イヌッス&イヌッサ、グレータードッグはキルカウント数に含まれない(しかし、レッサードッグとエンカウントするまでにスノーフルの洞窟エリアでグライドを倒しまくってキルカウントを稼ぐとレッサードッグを見逃してもGルートを続けることができる)。
    • ウォーターフェル???(モンスターの子)戦、他ルート中モンスターの子が足を滑らせる橋への到達までに18体。
      • シャイレーンとにっこりマネキンはキルカウント数に含まれない。
    • ホットランドコア:コアでメタトンと遭うまでに40体(ボスモンスターなどを含め累計100体になる)。

2. 全てのボス、中ボスの抹殺。(1匹目のフロギーは除外。ぷんすかみゅうみゅうゴッゴメンとは戦闘不可、下記に挙げない当ルート限定ボスより先へは抹殺まで進めない)

  • 1. / 2.の条件を満たすと、StatsのMurder Levelが16になり、かつフラグ番号29(2.の条件を達成していると0、一度でも達成し損ねると1になる)が0のままになっている。
    • 内部仕様的にはMurder Levelが16以上かつフラグ番号29が0であるのがGルート(???との戦闘、アズゴアとの戦闘がGルートのものになる)の条件。
    • 余談だが、マフェットとRG01&02は逃がしてもMurder Levelは上昇する。これは、フラグ番号12(直前の戦闘で殺したか、殺したなら1、そうでないなら0)が???戦後は固定化されるためである。
      • ただし、マフェットとRG01&02は、逃がしてしまうとフラグ番号29が達成できなくなる。
        • チートを使うとRG01&02と2度戦闘できるものの、それでフラグ番号29を取り返すことはできない。

参考:https://youtu.be/6iYj-RwdkBY

通常ゲームプレイとの差異点[]

いせき探索中[]

  • EXPを1でも獲得すると落ち葉の山とバルコニー前のフロギーが、携帯電話入手後に12体殺害してから6つの落とし穴の部屋に入るとベジトイドも、合計16体殺害後は残る全てのフロギーも、携帯電話入手後に16体殺害してから6つの落とし穴の部屋に入るとそこのナプスタブルークも、携帯電話入手後に20体殺害によりスパイダースイーツ即売会前通路のナプスタブルークも消滅し、それぞれ会話も戦闘もできなくなる。
  • コアまでは、キル・カウンター満了後にセーブポイントを調べると、「ケツイ。」とだけ表示される。
  • 20体殺害済みでトリエルの家でキッチンを調べた際、赤文字で"ナイフはどこだ。"と表示される
  • 20体殺害済みで鏡を調べた際のテキストが"じぶんだ!"から"これは、じぶん…(プレイヤー名)だ。"になる。
  • 20体殺害後、トリエル戦ではターン数を経過させずともたたかう(攻撃)一回でトリエルが絶命するようになる。これは一部のボスモンスターを除いてのGルートにおいての決まりとなる。
    • この状態でこうどう←はなすした場合、"はなしあっても ムダだ。"となる。また、ターン数を経過させないままに殺害すると、専用の表情と台詞を示す。
  • トリエルを殺害して訪れたいせきの出口で、フラウィが主人公の正体に気付き、笑い声の代わりに「う~ん、何て素敵なアイデア」と喋る。
    • この会話を発生させてしまうと、セーブデータのロードやリセットでトリエル戦か20体殺害前をやり直しても、フラウィが2度といせきの出口に現れない。
    • この会話を発生させてしまってから、リセットで開幕に戻ると、チュートリアルの代わりに「ホンキなの?まあ すきにすればいい。ボクは まってるよ… キミのこと!」と告げられ、再リセットしようが2度といせきの入り口ですら会えない。

スノーフルの森突入時[]

  • ここ以降、コア以前において、セーブポイントを調べると赤文字でランダムエンカウントにおける残り殺害数を表示する。
  • ゆきだるまのかけらを3つまで入手することが出来る。オワライチョウを殺害せずに16体殺害すると、セーブポイントを調べた際に白文字で「あの げいにんに にげられた。しっぱいだ。」と表示され、スノーフルの町突入以降がNルートになる。
  • レッサードッグを見逃す前にはフライドスノーを売るサンズナイスクリーム屋が以降のエリアに一切登場せず、ナイスクリーム及びパンチカードを入手することが一切出来ない。
  • ワンボーを殺害していて、レッサードッグを見逃していなければ、イヌカップル戦までのパピルスの繰り出すパズルや選択肢を突っ撥ねる。
  • イヌカップルを殺害していて、レッサードッグを見逃していなければ、グレータードッグ戦までのパズルを素通りでき、スパゲティの処遇も尋ねられない。
  • グレータードッグを殺害していて、レッサードッグを見逃しておらず、16体殺害していなければ、オワライチョウを殺害するまで、スノーフルの町に到達して以降、セーブポイントを調べる度に残り殺害数ではなく「あの げいにん か…」と赤文字で表示する。
  • 上の条件を達成すると、パピルスへのこうどうがぶんせきだけになる。これはホットランドを除いてのGルートで全体的に変化のある戦いの決まりとなる。
    • 更にパピルスに1度も敗れていなかった場合、一切攻撃して来ない。

ウォーターフェル突入時[]

  • エコーフラワーが全て黙る。アンダインの投げ槍から逃げ切った所の桟橋にもわたしぶねが出現せず、使用できない。カタツムリも左の2匹が既に消滅している。
  • シャイレーンを殺害していると、肩車をした際にモンスターの子が痛がる。その後、ぷんすかマネキンではなくにっこりマネキンと戦闘。
  • にっこりマネキンを殺害すると、黄色い鳥とカタツムリとテミー(壁の割れ目の中以外)とマッシュルームのNPCが全滅し、川を飛べなくなる。また大学の学費を払えず、テミーアーマーを購入できない。
  • にっこりマネキンを殺害したが、ウォーターフェルで18体を殺害していない場合は、橋直前で引き返すように赤文字で警告が出る。警告を無視して橋の奥へ進むとNルートとなる。
    • 上の条件を達成した場合は、橋直前にエリア名が空白であるセーブポイントが追加される
  • エリア名が空白であるセーブポイントが現れていると、橋でモンスターの子と戦闘になる。たたかう(攻撃)を1回行うと?????と連戦になる。なお、通常のアンダインとは戦闘にならなくなるが、モンスターの子にたたかうを行うと橋より先へ進まなくてもボートに乗れる。

ホットランドコア突入時[]

  • 1F西にロイヤル・ガードが居ない代わりにフォースフィールドを張ってある。またメタトンとの戦闘が2戦ともカットされる。ラボ内のモニターを調べると"これは じぶん…?"でも"じぶんの げんざいちの ちゅうけい えいぞうだ。"でもなく、鏡と同様に"これは、じぶん…(プレイヤー名)だ。"と表示される。アルフィーは名前以外の出番が無いため異次元ボックスも使えない。マジクともコアの始めのエレベーターより左の通路で一騎討ちできない。
  • ラボでメタトンと会話した後では、1F東でアルフィーからのメッセージやSNSを受信できないが、レーザーが全てオフになっているうえ、1Fのロックされるドアも開いており3Fのドアのロックも解除されていて近付くのみでも開きパズルにも挑戦できず、料理番組も収録できず、コアの行き止まりでのグッナイトとの一騎討ちも無くなるが、エレベーターが既に起動している。
    • デバッグモードなどで強引にホットドッグ屋の前のフォースフィールドを通過しても、ラボでメタトンと会話した後では2FでもSNSを受信したり、セーブポイントがあるチーズ入り金庫の部屋の次の通路でロイヤル・ガードと戦闘したりできないが、ベルトコンベア上で3つのスイッチを3秒以内に入力する場所の「ご家庭でも極普通に見られる危険なフォースフィールド」は既に解けている。
  • セーブポイントの一つであるマグマチェンバーの前の部屋でロイヤル・ガードと戦闘する。ここで倒した時点で、エレベーターで2F西や3F西へ行けるが、スパイダースイーツ即売会からマフェットがいなくなり、3Fのロックされるドアが既に開いている。チーズ入り金庫の部屋の次の通路で戦っても、ぶんせき内容も完全に変わっており、ステータスすら確認できない。
    • デバッグモードなどで強引にホットドッグ屋の前のフォースフィールドを通過しても、マグマチェンバーの前でロイヤル・ガードと戦闘した後ではチーズ入り金庫の部屋の次の通路で彼らと戦えず、2分以内に6つの爆弾を解除するニュース中継も行えない。
  • 2Fにも3つのフォースフィールドが張られ、内1つは何故かおえかきクラブ前の十字路の西。ゴッゴメンと戦っていなかった場合、おえかきクラブの看板に中止の旨が書かれる。
  • 9999G掛かるスパイダースイーツを買ってもマフェットと戦闘を回避できない。この時点で、楽しかったとは告げられず再会もできないことが確定しているが、戦闘終了後はミュージカルフロアに向かわないで引き返しエレベーターに乗っても3F東へ行ける。
  • METAホテルに居た折り紙のような姿をしているNPCがボックスに置き換わっていて、他のNPCも居ない。ドアをノックしても一切返事されない。
  • メタトンNEOは実質的に審判係となっており40体の殺害が達成されたか否かで台詞とEXPが変化する。

ニューホーム突入時[]

  • 鏡を調べた時のメッセージが"いろいろ あったけど じぶんは やっぱり じぶんだ。"ではなく"これは、じぶん…(プレイヤー名)だ。"である。またこれまで戦闘になってきたモンスター達ではなく、フラウィの話を聞く。
  • さいごのかいろう入り口にボックスが追加され、審判から続いて???との戦闘になる。exp、LOVEの意味は教えてもらえない。

エンディング[]

玉座の間に辿り着いた主人公はアズゴアや、彼にとどめを刺したフラウィを問答無用であっけなく手にかける。その後、最初に地下に落ちた人間が姿を現し、主人公から主導権を奪い取りこのゲームの世界を破壊する結末に陥いれる。この場合、どちらの選択肢を選んでも、最後にはそのような結末になる。

世界が破壊された後、ゲームをもう一度起動し、しばらく放置すると「魂を明け渡し、世界をもう一度作りなおすか」と、最初に落ちた人間が尋ねてくる。

この提案を受け入れるとセーブデータは完全にリセットされ、もう一度ゲームを遊ぶことができる。 しかし、その後の世界は最初に落ちた人間の手が入っているためか、True PacifistルートまたはGenocideルートはエンディングが変容したものとなっている。これは完全リセットを行っても元に戻ることはない(Steam版の現行バージョンでは、Steamクラウドによるセーブデータバックアップを無効化しない限り、改変行為を行っても変化は戻せない)

Gルートエンディングを見た後にPルートエンディングに辿り着いた場合[]

プレイヤーがトリエルと一緒にいることを選択した場合、パイを床に置くシーンが、トリエルがドアを閉じた後でも少し続く。赤い目と頬をした主人公がプレイヤーの方を向き、フラウィの笑いを少し遅くしたような悪魔じみた笑い声をあげながら、画面は暗転する。また、その後表示される”THE END”が赤文字になる。なお、この後どれだけ待ってもうざいイヌは現れない。このエンディングは、一度Gルートを完遂してリセットしてもなお、プレイヤーのどこかに「最初に落ちてきた人間=虐殺の心」がいる事を示唆しており、最初の人間がプレイヤーもとい主人公を乗っ取ったことが推測できる。フラウィのセリフにもあったように、主人公がリセットを行ってもその事に気づいている/それを把握している人物がいるのだ。(フラウィ、最初に落ちてきた人間、などである)

一方、元いた場所に戻る選択をした場合、主要人物たちとの集合写真が表示される。しかし、その写真の主人公の姿は、最初に落ちた人間のものに変わっており、その人間以外のモンスターたちの顔が、「殺害された」ことを暗示するような赤いバツ印で消されている。同じく”THE END”が赤文字になり、この後どれだけ待ってもうざいイヌは現れない。トリエルと一緒になっても、離れて暮らしても、最初に落ちてきた人間は執念深く心の中に留まり続け、Gルートの片鱗が見えた際には、また姿を現す事の暗示であろう。

この結末の名は'Soulless Pacifist'(SPルート)と呼ばれており、先に書いた通り、正規手段でこの状態を解消することはできない。

Gルートエンディングに二度以上たどり着いた場合[]

《エンディング内の台詞が変更され、「何故世界を再構築してまた破壊することを続けるのか」という問いかけと、「『捻じ曲がった感傷性』を持つから、プレイヤーはこんな変な行動を取るのだ」「自分の意見とは関係なく、またプレイヤーは世界を再構築するだろう」という発言になる。一番最初に落ちてきた人間は、人間に対して冷酷であり、差別的な感情を持っているが、Gルートを突破して大虐殺を行い、(間接的に)自分を蘇生させてくれた主人公に感謝し、共に世界を闇に葬ろうとする。しかし、2周目以降プレイヤーが何度も何度も世界を構築しては壊してを繰り返すうち、プレイヤー(主人公)の行動にすら呆れて物も言えなくなってしまったことが明かされる。》

エンディング後、ゲームを再起動してもイベントは特に起こらず、通常通りタイトル画面が表示される。

その他[]

主人公は終始無表情であり、感情が読み取りにくい。これは、プレイヤーがどういう行動を取らせてもいいように、あえて無表情にしているのだという(これによって、プレイヤーは自分の操作しているキャラを冷酷とも、穏和ともとることができるためである)。

それの反対の位置に置かれるキャラクターとして、最初に落ちてきた人間がいる。このキャラクターは、人間に対して冷酷な感情を持っており、極度に嫌っている。また、張り付けたような笑みを浮かべ、見た目からして不気味な印象を与えている。(このキャラクターは、Gルート又はGルート完遂後のPルートにしか登場しない)

(╹v╹)

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